| 夏の動物園で、最もうらやましく見えるのがこのアシカたち。誰もが「一緒に泳ぎた~~~い!」と思うでしょう。それぐらい気持ちよさそうにプールをス~イスイ。時々顔を上げて、カメラ目線でこっちをチラリ! よく見ると1頭だけなぜかずぅっと背面泳ぎなんですけど‥‥。なぜ? |
↑ひたすらボ~~~~っとする?
何を考えているんだろ。 |
|
アシカの隣には「マカロニペンギン」「ケープペンギン」「おうさまペンギン」の3種類のペンギンたちがいます。ペンギンだけではなく、ここに飛来する「ゴイサギ」や「ウミネコ」などの野鳥たちも見ることができます。陸上ではボ~っとしているペンギンくんですが、水の中ではビュンビュン“飛ぶ”んですよ。 |
| ホッキョクグマは、北極海沿岸やアメリカ北部、アジア、ヨーロッパの流氷のある地域に住んでいます。さすがに日本の夏は暑いですよね。ホッキョクグマは、体長180~250センチ、体重150~800キロと、地上最大の肉食獣です。泳ぎが上手でアザラシなどを捕まえて食べます。 |
 |
|
|
| 上野動物園へ来て、モノレールに乗らないわけにはいきません。モノレールは1本のレールにぶら下がって走ります。約100年前にドイツのオイゲン・ランゲンという人が考案し、ブッペルタール市に初めて建設されました。そして、1957年(昭和32年)に世界で2番目に建設されたのが上野動物園のモノレールです。1999年(平成11年)から耐震補強工事などのためしばらくお休みしていましたが、今年5月31日から新しい車両になって再開されました。約330メートルを時速14キロで走り、走行時間は1分30秒。料金は大人150円、子供80円です。 |
|
| ↑すっかり新しくなったモノレール。あっというまに西園駅だよ。 |
|
モノレールを西園駅で降りたら、駅の東側に「こども動物園」があります。ここには「ヤギ」「ヒツジ」「ウシ」「ウマ」「ブタ」「ニワトリ」「アヒル」など、私たちに身近な動物たちがいます。
ウサギやモルモットをだっこしたり、ヤギやヒツジにエサをあげたり、ウマに触ったりすることもできます。ヒツジさんの毛は‥‥、やっぱりウール100%の毛布だわ。ふかふかで気持ちいい~。オトナだって動物に触ってみたい! |
|
|
| ←あぁ、ヤギさんのオッパイをもう一度飲んでみたい。 |
|
西園にはアフリカの動物たちがいます。カバさんは水の中。こう見えても皮膚が乾きやすくてデリケートなの。カバは赤ちゃんも水の中で生みます。赤ちゃんは生まれてすぐに上手に泳ぎ、水の中でオッパイを飲みます。夜は陸に上がって草を食べます。
カバの体重が1350~3200キロなのに対して、コビトカバは200~275キロと、普通のカバの10分の1くらいです。4月24日にコビトカバの赤ちゃんが生まれました。女の子で「サクラ」ちゃんという名前です。 |
|
↑左のちっちゃいのがサクラちゃん。
→オトナでもちっちゃいコビトカバ。 |
|
|
|
クロサイはアフリカのサバンナで木の葉や小枝を食べ、1頭または家族で暮らしています。サイの角って毛が固まったものだって知ってました? 毛ですよ、毛。すごい毛ですねー! しかし、この角が漢方薬に使われたり装飾品となるため乱獲され、現在のクロサイの生息数は3500頭以下となっています。絶滅が心配されていますが、密猟が絶えません。 |
| 動物園に来たらキリンを見なくっちゃ。キリンの頭までの高さは5メートル以上。アフリカのサバンナで、1頭のオスと数頭のメス、その子どもたちで群を作って暮らします。キリンといえば、あの長~~い首。でも、首の骨の数は7つで、他の哺乳類と同じなんです。骨のひとつひとつが大きいんですね。また、高い所に頭があるので、血を頭まで押し上げるために強力な心臓を持っています。 |
|
|
|
|
オカピはキリン科の動物で、ザイールの森の中に住んでいます。1901年に発見され、当時はシマウマの仲間だと考える学者さんもいました。しかし、蹄を見ればキリンと同じ形をしているのがわかります。このオカピは、6月13日にアメリカのサンディエゴ動物園からやって来ました。「ジャイアントパンダ」「コビトカバ」「オカピ」の3種は世界三大珍獣といわれ、これで上野動物園には三大珍獣が揃ったわけです。 |
ここまで来てお気づきのかたもいらっしゃるかと思いますが、上野動物園には、現在ライオンがいません。動物園では花形スターのライオンがなぜいないのでしょう? 実は東京都の『ズーストック計画』によって、上野のライオンたちは、多摩動物公園へとお引っ越しをしたのです。
地球上の動物たちは、今、どんどん絶滅へと追い込まれています。動物たちの絶滅は人類の危機でもあります。この状況を打開するため、1980年に国際自然保護連合(IUCN)が発表した『世界保全戦略』で、動物園や水族館は、「種の保存、遺伝子の多様性の保存、また、環境学習の面で貢献できる」とされ、「野生動物を飼育・展示するための原則と勧告」を受けました。それは「野生動物の飼育は、科学的な飼育基準に基づく良好な飼育管理と、計画的な繁殖によって“種の保存”に貢献し、野生動物の展示は、丹念に用意された教育計画に基づき、その展示種が生態系の中で果たす役割を理解させるものでなければならない」というものです。
東京都はIUCNのアピールに沿って、平成3年度から12年度まで『ズー2001構想』を作成し、動物園と水族館の機能として「種の保存」と「環境学習」を2本の柱として、都立動物園を総合的、体系的に整備してきました。希少動物に関しては『ズーストック計画』を作り、「ズーストック種」50種を選定。動物の繁殖のためには広い飼育場と複数飼育が必要になるため、東京の4つの動物園が協力して繁殖に取り組むことになりました。そこで上野のライオンは多摩動物公園へ、多摩のゴリラは上野へとお引っ越しをすることになったわけです。その甲斐あって、昨年ゴリラの「モモコ」から「モモタロウ」くんが生まれましたよね。 |