| ブルーミントン動物病院 |
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| 里親探しは「獣医師広報版」 |
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| 水族館へ行こう!part1 江ノ島水族館 |
<2000.8> |
| 梅雨が終わって、「やっと夏も本番!」と思ったとたんに、なんだか夏は駆け足で過ぎて行きます。みなさん、夏休みはいかがお過ごしでしょうか? 夏といえば海! 海といえば魚! 魚といえば魚屋!、、じゃなくって水族館! 自由研究のテーマは「水の生き物」できまりでしょ。さぁ、みんな水族館へ行こう! |
| 新宿からロマンスカーで1時間5分。片瀬江ノ島駅に到着しました。着いてびっくり! 駅が竜宮城ではないですか! 美しい! ファンタスティック! もう一度中に入ってよく見れば、やっぱりこの駅はただもんじゃなかった。なんでも「関東の駅百選」というのに選ばれたのだそうです。そうでしょう、そうでしょう。そのはずです。うんうん‥‥。と、駅に感動しながら江ノ島水族館へは駅から歩いて3分。海水浴場のすぐそばです。 |
江ノ島のある相模湾は、黒潮と親潮の両方の影響を受けて、豊富な水生生物が生息しています。江ノ島は相模湾のほぼ中央に位置し、湘南の景勝地として古くからにぎわっています。裕次郎、海の若大将、そしてサザンオールスターズ!
ところで、「水族館」ってなんでしょう? 行く前に、ちょっとだけ水族館についてのお勉強。日本における最初の水族館は、1882年、上野動物園の一角に作られた「観魚室」(“うおのぞき”と読みます)で、二番目は民間経営の浅草水族館。三番目は東大理学部が1886年に三浦半島に開設した臨海実験所に作った水族館。江ノ島水族館は1954年にオープンしました。現在、世界の水族館は450ヶ所くらいですが、そのうち日本には110以上の水族館があるそうで、もちろん世界一。やっぱり日本人は魚が好きなんですねぇ。 |
| あっというまに水族館に到着です。目の前には江ノ島。エボシ岩も見えています。あぁ、潮の香りだわ。江ノ島水族館は12月31日以外は年中無休。開館時間は午前9時30分から午後5時30分(期間によって多少の変動があります)。入場料は税込みで、大人(中学生も含む)1890円、小学生840円、幼児(3歳以上の未就学児)525円です。団体入場の場合はお問い合わせ下さい。さあ、水族館へレッツラ・ゴ! |
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| 入ってすぐ右手には、藤沢メダカの水槽があります。水族館にメダカ!? と驚かれるかもしれませんが、メダカって、今や絶滅危惧種なんですよ。メダカは水系によって独自の進化をしてきたために、それぞれ形態に違いがあり、藤沢メダカは境川水系特有の形態をしています。江ノ島水族館でもメダカの繁殖や、地元の小学校などへの配布、「藤沢発メダカの学校」のCD-ROM制作などの活動をしています。 |
正面に見える美しい水槽がモナコ水槽です。ここでは自然の海と同じ生態系を利用した浄化システムが再現されていて、そこにすむバクテリアによって魚が排出するアンモニアが分解され、水を換えなくても、光と多少の水流と温度調節を行うだけで、いつもきれいな水が保てる仕組みになっています。
これはモナコ海洋博物館で開発され、バランスド・アクアリウムとよばれているシステム水槽です。水の中ではサンゴが触手をゆらゆらと動かしているのがよく見えて、「サンゴって動物なんだなぁ」とあらためて思いました。とても美しいサンゴですが、個人で飼育するのはとても難しいので、それはあきらめておきましょう。安易にペットショップなどで購入すると、それがまた密猟などに繋がってしまいますからね。 |
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モナコ水槽の後ろにある大きな水槽にはウミガメくんたちがのんびりしています。ここにいるカメくんたちの最長老は、江ノ島水族館ができた当初からいるのだそうで、甲羅の長さ112センチメートル、体重175キログラム。日本一の体重と、長寿記録保持者です。現在ウミガメの全種類が希少野生生物になんですよ。ここ江ノ島の海水浴場にも、初夏にはウミガメが産卵にやって来ることがあります。産卵場が海の家などの建物でふさがれたり、卵が踏み潰されたりしないよう、発見されるとすぐにそこに囲いをして、水族館で保護します。そして孵化したカメたちは、海に放流されます。 |
水面がオープンになっていて、いちだんと明るく輝く水槽が、「緑のオアシス水槽」です。この水槽の主役は水草です。よく見ていると水草からプクプクと小さな泡が出ています。夕方になるとたくさん出てくるそうです。水草の成長は早くて、毎日トリミングがかかせません。水槽の中には小さな魚やエビたちもたくさんいます。人にもなれていて、水面をちょんちょんと触ると寄ってきます。5ミリぐらいしかないような、びっくりするほどちっちゃな魚もいるんですよ。
江ノ島水族館では水槽によって、“共生”や“擬態”などのテーマがあります。たとえばクマノミとイソギンチャクの共生。枯れ葉のようなリーフフィッシュの擬態。体のトゲトゲで“身を守る”ハリセンボン等々、何がテーマになっているのかを考えながら見るのも楽しいですよ。 |
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水族館では「魚の劇場」という魚たちのショータイムもあります。「たこの穴抜け」や「イシダイの江ノ島めぐり」など10分ぐらいのショーです。こうした魚の曲芸は、1966年に大分生態水族館で開発されたもので、魚の特性を生かし、餌付けの訓練から始めて、徐々に条件付けを行いながらひとつの芸を完成させていくという、世界でも画期的な方法でした。江ノ島水族館では1977年から「魚の劇場」を開設しているそうです。 |
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江ノ島水族館といえば、やっぱりクラゲです。水族館の二階がクラゲファンタジーホールで、いろんなクラゲたちがいます。まず代表はミズクラゲでしょう。一番親しみのある(?)クラゲですね。大発生して発電所の冷却水の取り入れ口をつまらせて、停電させたりもします。しかし、水の中をふわふわと漂う姿は幻想的で美しく、この世のものとは思えません。体の95%以上が水分で、「死ぬと水になる」と言われるのはそのためなんですね。あ~うちにもこんな水槽があったらなー! 宝くじが当たっても無理かも。 |
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シーネットルはカリフォルニアからやって来ました。“Sea-nettle”とは“海のいら草”という意味で、さわるとチクチクと痛みます。大きくなると、傘の直径が80センチメートル、足の長さが4メートルにもなるんだそうですよ。日本では初公開の種類のクラゲです。
コティロリーザ・ツベルクラータは1995年にベルリン水族館からポリプを贈られたものです。そのポリプから幼生を遊離させることに成功。一般公募で「クラーラ」ちゃんというかわいいお名前を付けてもらいました。帽子をかぶってピンクのフリルのついたドレスを着た、おしゃれな女の子のようです。 |
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他にもギヤマンクラゲやビゼンクラゲなど、たくさんクラゲがいます。小さなポリプを拡大して画面で見ることもできます。クラゲって不思議ですよね、ホントに‥‥。見てるといい気持ちです。私たち人間もみんな海から生まれたんだなぁとしみじみ。ここで音楽会を開いたりしたこともあるそうです。 |
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クラゲファンタジーホールの奥には、なぜかガマアンコウくんが。アメリカで飼育されていた2匹のガマアンコウが、向井千秋さんと一緒にスペースシャトルで宇宙旅行に参加したのですが、このガマアンコウは、そのバックアップとして宇宙開発事業団が筑波宇宙センターで飼育していたもの。
しかし、すごい顔ですねぇ。こういう人っていますよね‥‥。美しいクラゲを見た後だと、よけいに‥‥、ちょっと気の毒かも。 |
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