また、どんなにかわいいペットたちでも、毛は抜けるし臭いも気になります。健康な生活のためにはまめなお掃除が欠かせませんね。排泄物の処理や散歩の後に足を洗ったり・・という作業も、飼い主が絶対に避けられない毎日のお仕事です。それでなくても忙しいのだから、できるだけ掃除は簡単に済ませたい。でも、散歩から帰るたびに玄関先や廊下に足跡をベタベタ付けられては、「もう、散歩なんか行きたくない!」なんてことになっちゃいますよね。
できれば家の外と内を繋ぐ「中間領域」を設けましょう。中間領域の第一の効果は、夏冬の室内気候の変化を和らげてくれ、エアコンに頼らない健康的な暮らしがしやすいことですが、それに加えて、特に土間床の中間領域は、ペットとの気軽な関係を作るのに適した場所になることです。
南側に設けた土間テラスなら、日当りがよく冬のペットの居場所として最適。土間床は熱容量が大きいので、太陽の直射で得た熱が蓄熱されて、夜になっても温かさが残っています。夏は直射日光を避け、夜間でも風を通せる工夫をしておけば、土間はひんやりと冷たく、居心地のよい場所になります。
土間床ユーティリティは、トイレ置き場として、また、下流しを設けるとペットの洗い場として重宝します。汚物処理シンクを設ければ、ペットの糞の始末も楽に行えます。玄関脇は一般的には涼しい場所が多いので、夏の居場所に適しています。外の様子が見やすく、ペットにとって退屈しのぎの場所にもなります。風除け室まわりは、散歩帰りの犬の足洗い場やシャワーの場所として適しています。
猫の場合は、庭やベランダにパーゴラフレームにワイヤーネットを加えた大きな籠のようなものをつくり、外の空気を味わわせてあげるのはいかがでしょうか。藤やノウセンカズラ、ゴーヤやヘチマのような蔓状の植物を這わせて緑化すれば、エコ対策にもなる「グリーンカーテン」になり、室内環境を和らげるのにもお薦めです。もちろん、テーブルや椅子を持ち出して、人間も一緒に読書やお茶を楽しみましょう。ただ、くれぐれも猫が脱走できるような「穴」のないように気をつけて。