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ブルーミントン動物病院
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里親探しは「獣医師広報版」
獣医師広報版

1)まずは間取りやしつらえの工夫から
ペットの”居場所”を考慮する
問題点
 ペットの飼い主の最も重要な役割の一つに「ペットの健康管理」があります。ペットたちは人間よりも温度変化に敏感で、犬は特に暑さが苦手。しかし、エアコンの暖房や冷房によって外気温との温度差が大きすぎても、ペットだけでなく人間も病気になります。住環境の温度管理は、怠るとペットや家族の健康に重大な結果をもたらします。

 また、どんなにかわいいペットたちでも、毛は抜けるし臭いも気になります。健康な生活のためにはまめなお掃除が欠かせませんね。排泄物の処理や散歩の後に足を洗ったり・・という作業も、飼い主が絶対に避けられない毎日のお仕事です。それでなくても忙しいのだから、できるだけ掃除は簡単に済ませたい。でも、散歩から帰るたびに玄関先や廊下に足跡をベタベタ付けられては、「もう、散歩なんか行きたくない!」なんてことになっちゃいますよね。

 また、ペットが原因で近隣住民とトラブルになることも少なくありません。しかし、他人に迷惑をかけないため、ペットたちの安全のためにと、ペットたちを外から遮断し室内に閉じ込めておくのはいかがなものでしょうか? 室内飼いのペットたちは、運動不足が原因で人間と同じように生活習慣病になってしまったり、時にはノイローゼになってしまったり・・。「こんなはずじゃなかった・・」と言う前に、お互いにストレスなく暮らせる工夫が必要です。 室内でぐったりイラスト
対策

 できれば家の外と内を繋ぐ「中間領域」を設けましょう。中間領域の第一の効果は、夏冬の室内気候の変化を和らげてくれ、エアコンに頼らない健康的な暮らしがしやすいことですが、それに加えて、特に土間床の中間領域は、ペットとの気軽な関係を作るのに適した場所になることです。

 居間の前に1段床を下げたサンルームや土間テラスを造ったり、お風呂や洗面に続けて洗濯機や下流しをしつらえた土間床ユーティリティを造る、また、玄関を広めにとり簡単な接客を兼ねた玄関土間を造ったり、玄関前に風除け室としての土間部分を造るなど、外部と内部のクッション部分を「土間(洗い流せる床)」で造ります。

 南側に設けた土間テラスなら、日当りがよく冬のペットの居場所として最適。土間床は熱容量が大きいので、太陽の直射で得た熱が蓄熱されて、夜になっても温かさが残っています。夏は直射日光を避け、夜間でも風を通せる工夫をしておけば、土間はひんやりと冷たく、居心地のよい場所になります。

 土間床ユーティリティは、トイレ置き場として、また、下流しを設けるとペットの洗い場として重宝します。汚物処理シンクを設ければ、ペットの糞の始末も楽に行えます。玄関脇は一般的には涼しい場所が多いので、夏の居場所に適しています。外の様子が見やすく、ペットにとって退屈しのぎの場所にもなります。風除け室まわりは、散歩帰りの犬の足洗い場やシャワーの場所として適しています。

洗濯コーナー脇物干サンルーム
↑洗濯コーナー脇の物干しサンルーム
玄関脇のコーナープラン図面
↑玄関脇のコーナープラン
玄関風除室
↑玄関風除室
玄関脇のコーナー
 家の中にもペットの居場所を意識したコーナーを設けましょう。ペットの臭い・抜け毛は侮れません。可愛いから家中どこでもOK、お掃除は1日に何度もちゃんとやるわよ・・というのであれば、それはそれでかまいませんが、あらかじめ居場所を意識したコーナーを設けておけば、よりお掃除も楽になります。例えば、家族がいる時間の長い居間の一角や、猫であれば家族を見下ろせるような階段の踊り場など、それぞれの家庭とペットとの関係やペットの性格・習性に合わせた場所を考えましょう。
 ペットの居場所は、臭いや抜け毛が染み込み難い床材や、せいの大きな巾木や腰壁でつくり、簡単に洗えるペット用のマットを用意してあげましょう。そして、ペットやペット用マット等の洗い場所として、下流しの設置をお薦めします。また、常時空気が動くように風通しを良くする、それが無理な場合は換気設備を付けます。換気は排気だけでは成り立ちませんから、給気と排気の換気ルートを考慮します。換気ルートについては家全体で考えます。
 楽しく健康に暮らしていくためには、ペットにも気晴らしと適度な運動が必要です。犬の場合は、庭を一周できるようなドッグランコースを造ってあげられれば理想的。その場合、庭草等を掘ったりしていたずらされないような工夫と、脱走できないように充分な高さと密度のある垣根やフェンスで囲い、内側から施錠できる門扉を設置しましょう。

 猫の場合は、庭やベランダにパーゴラフレームにワイヤーネットを加えた大きな籠のようなものをつくり、外の空気を味わわせてあげるのはいかがでしょうか。藤やノウセンカズラ、ゴーヤやヘチマのような蔓状の植物を這わせて緑化すれば、エコ対策にもなる「グリーンカーテン」になり、室内環境を和らげるのにもお薦めです。もちろん、テーブルや椅子を持ち出して、人間も一緒に読書やお茶を楽しみましょう。ただ、くれぐれも猫が脱走できるような「穴」のないように気をつけて。

庭を走る犬イラスト
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